マイスパ うつ改善セラピー

スマートフォンで聴くだけで心理療法が受けられます

近年、増え続けるうつ病などへの、心療内科、カウンセリング現場の課題を踏まえ、いつでもどこでも心理療法を受けられることで、再発をなくす方法についてご紹介しています。

うつ病が増えている背景

近年、うつ病に悩む人が増え続けています。その背景には、ストレスの多い社会環境、長時間労働、孤独感の増大、SNSの普及による比較文化などが影響していると考えられます。

うつ病の主な治療方法

うつ病の治療には、大きく分けて薬物療法と心理療法(カウンセリング)の2つのアプローチがあります。

1. 薬物療法

抗うつ薬(SSRI、SNRI、三環系抗うつ薬など)は、脳内の神経伝達物質のバランスを整え、気分の改善を促します。ただし、薬の効果には個人差があり、副作用もあるため、医師との相談が重要です。

2. 心理療法(セラピー)

代表的な心理療法には、以下のようなものがあります。

  • 認知行動療法(CBT):思考や行動のパターンを見直し、否定的な認知を修正することで、ストレスや不安、抑うつなどの心理的問題を改善する科学的根拠に基づいた療法のことです。
  • 対人関係療法(IPT):人間関係の改善を通じて心理的問題を軽減する療法のことです。対人関係のパターンや課題を特定し、適応的なコミュニケーションや対処法を学ぶことで、抑うつや不安の改善を目指します。
  • マインドフルネス療法:「今この瞬間」に意識を向け、評価せずに受け入れることで、ストレスや不安を軽減し、心理的柔軟性を高める療法のことです。瞑想や呼吸法を活用します。

心療内科の課題

1. 診察時間の不足

心療内科では一人あたりの診察時間が短く、薬の処方が中心になりがちです。これでは、患者の根本的な問題を解決することが難しくなります。

2. 医師の負担増加

うつ病患者の増加により、心療内科の医師は多くの患者を抱えています。そのため、十分なカウンセリングを行う時間が取れず、適切な治療が難しいことがあります。

根本的な問題を解決するには

うつ症状の原因は、ストレスをうまく受け止められない認知のゆがみによって、ホルモンバランスが崩れることによって起こります。

ストレスホルモンのコルチゾールが、増え続けることで、幸せホルモンのセロトニンが減り、心が落ち込み始め、アドレナリンが減り、喜びの気持ちが起こらなくなり、睡眠ホルモンのメラトニンが減り、眠れなくなったりします。

ストレスホルモンであるコルチゾールが増え続けると、幸せホルモンのセロトニンが減少し、気分の落ち込んだり、不安になったり、イライラしたりします。

また、睡眠ホルモンのメラトニンも減少し、不眠の原因になることがあります。さらに 、ストレスが続くことでドーパミンやノルアドレナリンのバランスが崩れ、喜びややる気を感じにくいこともあります。

これらのホルモンバランスは、心療内科に行き、薬物療法で、幸せホルモンセロトニンを増やし、睡眠薬で、眠れるようにすることは出来ますが、薬をやめれば、また、うつ症状が、再発することもめずらしくありません。

うつ症状を改善するための根本的な方法は、ホルモンバランスが崩れる原因となっているストレスをまともに受けてしまう考え方(マインドセット)を手放し、受け流すことが出来る考え方(マインドセット)を身に着けていくことです。

ストレスをまともに受けてしまう考え方(マインドセット)

うつ症状が起こる原因となってしまう考え方(マインドセット)には、多くの経験豊富なカウンセラーの方々のご意見を総合すると、以下の7つに集約されます。

オールオアナッシング思考”
自責思考
自分へのねばならない思考
人へのねばならない思考

これらの考え方を変えていくには、カウンセリングや、心理療法が大変効果的です。

カウンセリングの課題

1. カウンセリングを受けるハードルの高さ

日本では、カウンセリングを受けることに対する抵抗感が依然として強い傾向があります。「カウンセリングを受ける=精神的に弱い」といった偏見が根強く、適切な支援を受けられない人も多いです。

2. 費用と継続の難しさ

カウンセリングや心理療法は、心療内科医が必要だと判断すれば、保険適用されますが、それ以外であれば、保険適用外になり、経済的負担が大きいため、必要な期間続けることが難しい場合があります。

テクノロジーの活用

1. オンラインカウンセリング&心理療法(セラピー)

オンラインカウンセリングの効果と課題
今年、うつ症状の改善のためにオンラインカウンセリングが広く普及しつつあります。

オンラインカウンセリングの効果

地理的な制約がなく、どこからでも、専門的なカウンセリングが受けられ、移動時間や交通費が必要ありませんので、お気軽にカウンセリングを受けることが出来ます。

また、カウンセリングの方法も、ビデオ通話、音声通話、チャットなど、利用者のニーズに合わせた形式を選ぶことだできますので、仕事や家事の合間など、ライフスタイルに合わせて利用しやすいです。

オンラインカウンセリングの課題

オンラインで行いますので、細かい表情、しぐさ、態度などが伝わりにくいにくいため、対面のカウンセリングに比べ、クライエントの状態の正確な判断が難しい部分があります。

また、クライアントが自宅などでカウンセリングを受ける場合、家族や同居人に会話が聞けるリスクがあります。

費用面では、通常の対面カウンセリングに比べると、一般に費用設定は、少し安めになっていますが、認知を変えるなどの心理療法も行う場合、改善までに必要な期間続けるためには、通常カウンセリングとそれほど変わらない費用負担があります。

2. マイスパうつ改善セラピーによるカウンセリング&心理療法(セラピー)

テクノロジーの進化により、メンタルヘルスのサポートがより身近になっています。特にスマートフォンを活用した誘導音声の技術は、うつ病の治療や予防に効果的とされています。

マイスパうつ改善セラピーの効果

通常のカウンセリングで時間をかけて行うクライエントのうつの原因となっている考え方(マインドセット)を探る作業を、AI(パターン理解手法)により、問診終了後すぐに行うことが出来ます。

また、特に時間がかかる心理療法においては、有効性が認められた多くのセラピーの誘導音声を事前に録音してあるため、クライエントが、自宅で、好きな時間に、何度でも繰り返し聞けます。

心理療法は、繰り返し行うことで効果を高めますが、オンラインも含めカウンセリングでは、毎回行うことが必要です。

このため、費用は、他の手法に比べて、廉価に提供出来ています。

さらに、事前録音のため、ドラマ仕立て、童話仕立ての認知行動療法セラピー、イメージ療法セラピーなど、リアルな音響や、美しいBGMなどを使用した効果的なセラピーを提供しています。

マイスパうつ改善セラピーの課題

通常カウンセリングとは違い、事前録音による誘導音声ですので、クライエントの反応をその場では確認できないため、適切なセラピーかどうかの判断が、事後になってしまいます。

また、カウンセリングは、メールによるものですので、クライエントの方が、積極的でない場合、情報が不足する場合もあります。

マイスパうつ改善セラピーとは

スマートフォンを通じて誘導音声を流すことで、日常生活の中で簡単に心理療法を取り入れることができます。以下のようなアプローチが効果的です。

  • 認知行動療法(CBT)の音声誘導:ネガティブな思考をポジティブに変える練習をサポート。
  • イメージ療法の音声誘導:リラックスできる場面を想像し、不安やストレスを軽減。
イメージ療法
  • ドラマ仕立ての認知行動療法の音声誘導:物語の中で認知行動療法の要素を体験しながら学ぶ。

主人公は、あなたの代弁者である「私」、うつ症状を持つ「私」のプロローグで始まるこのドラマには、男の子と、女の子の天使、朝陽と陽向が登場します。同じうつのマインドセットを持つ3人が、助け合ってマインドセットを解消する方法を知り、明るい人生を取り戻していくドラマです。

  • 童話仕立ての認知行動療法の音声誘導:優しい語り口で、ストレス軽減やポジティブな思考習慣を促す。

  • マインドフルネス療法の音声誘導:現在に集中し、ストレスを軽減する
  • 対人関係療法(IPT)のメールカウンセリング:人間関係の改善を通じて症状の軽減を目指す心理療法です。IPTに精通したカウンセラーがメールにより対応します。

うつ病の治療を効果的にするために

1.多面的なアプローチを取る

  • 薬物療法と心理療法を組み合わせることで、より効果的な治療が期待できます。
  • 食事や運動、睡眠の改善など、生活習慣の見直しも重要です。

2.周囲の理解を深める

  • うつ病に対する正しい知識を広め、偏見をなくすことで、早期治療につながります。
  • 会社や学校でもメンタルヘルスに関するサポート体制を強化することが求められます。

私たち一人ひとりが正しい知識を持ち、支え合う社会を作ることが、うつ病の治療と予防に繋がるのではないでしょうか。

サポート体制

うつ症状は2ステップで治る!

ステップ1は、まずは心を落ち着けること

うつのクライエントの方に、「うつ病は、どれくらいで治りますか?」と聞かれることがたまにあります。当然、人それぞれですが、ほとんどの方が、2ステップで治ります。

まず、ステップ1は、気持ちを落ち着け、不安感を弱めていく段階、心療内科では、薬物療法を行い、効果がある人もいますし、副作用に苦しむ人もいます。

出来れば、薬等を使わない副作用のない方法である心理療法(セラピー)が望ましいと考えています。詳細は、以下にまとめています。

ステップ2は、ストレスの原因の考え方(マインドセット)を変えること

当所を訪れる方の多くは、うつ症状を、薬物療法で治したけれど、何度かうつ症状が再発するので、こちらを試したいとおっしゃいます。

なぜ、薬物療法で、うつを治したのにまた再発するのか?

それは、うつ症状が起こる原因、「ストレスをうまく受け止められない認知のゆがみ(マインドセット)」を、そのままにしているから、またストレスがきつくなると再発してしまうのです。

うつ症状が再発しないようにするには、「ストレスをうまく受け止められない認知のゆがみ(マインドセット)」を変える方法については、以下の記事に詳細にまとめてあります。


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